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【仕事】人の印象は3秒で決まるってほんと?メラビアンの法則とは?

メラビアンの法則ってご存知ですか?

米心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した法則のことなのですが

人間の第一印象はなんと『3秒』で決まるというのです。

 

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メラビアンの法則において人の第一印象を決める割合

■視覚(アイコンタクト・表情・身だしなみ・姿勢・立ち振る舞い)…55%

■聴覚(挨拶・話し方・声の大きさ)…38%

■その他(話の内容など)…7%

 

この数値で見ると、人の印象は外見で決まってしまう結果になっています。

「人を外見で判断するな」という言葉がありますが、なかなか意識することが難しい場面もあります。そして自分がどう相手に思われているかも気になりますよね。第一印象だけで自分のすべてを判断されるのって気分が良いものではありません。

 

応対一瞬、印象一生

ビジネスマナーの心得として「応対一瞬、印象一生」という言葉があります。

取引先との名刺交換、事務職や営業職での電話応対、 サービス業の接客などの場面において、その最初の応対だけで相手に与える自分の印象が、一生決まってしまうことを言います。仕事の面接も同じです。人事に長く携わる面接官のプロはこの3秒ルールでほぼ合否を決めるともいいます。では、どのような意識すればよいのでしょうか?

 

【せめてあしふくくせ】を大事にしよう!

「せめてあしふくくせ」というのは、

 

【せ】背(背筋をのばしているか)

【め】目(目線・視線)

【て】手(手振り・動き・腕組み)

【あし】足(立ち方・座った時に足が揃っているか)

【ふく】服(服装・みだしなみ)

【くせ】癖(髪を触るなどの動作・言葉遣い)

 

の呂語合わせした言葉です。挨拶・表情・態度・身だしなみ・言葉遣いの5つの基本マナーを意識することによって相手への印象は必ず変わります。

 

おしゃれと身だしなみの違いを知ろう

おしゃれというのは自分中心、身だしなみは相手中心だということを知っておきましょう。5つの基本マナーは足し算ではなく、かけ算でできています。4つが高得点でも、1つが0点だったら当然結果は0点になります。

 

清潔であり、上品であり、相手に違和感を与えない。そしてTPOを意識する。

TPO(Time【時】Place【場】Occasion【場合】の使い分けが大事です。

 

 第一印象と変わる事もある

映画鑑賞前にお気に入りのパスタ屋さんでランチをすることに。そこのお店は混雑はするものの、わりと静か目に落ち着いて食べれるお店でした。


私の注文したパスタが運ばれてきたすぐ後に、(第一印象でいうと)典型的なチャラ男20代前半のパパさんと、幼稚園生くらいの女の子が座りました。

チャラ男パパは「疲れたなー」「ダリぃなあ」と連発しています。そして子供を無視してずっとスマホをいじっていました。子どもは自分の小さい鞄から何やら出して遊んでいる様子でした。なんとなくそのお店には合わない風貌でした。

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しばらくすると、その親子にも注文したパスタが運ばれてきました。すると子どもが「わーい!美味しそう!」とすぐに食べる体勢をとりました。すると、今までダラダラしてたチャラ男パパが、急に姿勢を正してこう言いました。

 


「こら○○(子供名前)!『いただきます』は?!ちゃんと言いなさい! 」



そしたら子どもがちょっと恥ずかしそうに「いただきます」と言ってから食べ始めました。「そう。落ち着いてゆっくり食べろよー」と優しい言葉をかけてたのが今でも印象に残っています。

 

このとき私は第一印象で悪いイメージを抱いたのに、その後の親子のやりとりで「あ、ちゃんとしている所があるんだな」と思い直したことがありました。

 

もし私が親子の注文した料理が届く前に、食べ終わりお店を出ていたら『なんだあのチャラい父親は』という第一印象で終わっていたはずです。

 

話してみないと分からない事もある

服装が自分の趣味と違うから共通点なさそうと判断したり、話した事がないのに「なんか近寄りがたい」と距離を置いてしまったり。他にも、その人のうわさ話を耳にして、本当かどうかも分からないのに勝手な印象を持ってしまったり。

 

そんな経験ありませんか?それだけで相手のことを決めつけてしまうのは勿体無いです。話してみたら自分と共通するものを持っていて仲良しになれるかもしれません。

 

まとめ

人の印象は3秒で決まるかもしれません。でも第一印象を変えることは誰でもできます。 「応対一瞬、印象一生」をビジネスでも普段の生活でも意識してみてはいかがでしょうか。